これは飲んでみたい...!日本酒たるで熟成させた世界初のウイスキー
2019.01.20 08:00
どんなお酒を造っているの?
江井ヶ嶋酒造は1888(明治21)年創業で、およそ6万平方メートル(甲子園球場の1.5倍相当)の敷地で当初は日本酒だけを製造していたそうですが、1919年からはウィスキーなどの洋酒類も造る様になったとのことです。日本で初めてウイスキーを製造したのはNHK朝ドラ「マッサン」のモデルにもなったサントリーの山崎蒸留所とされていますが、その4年前にウィスキーを手がけていたといいます。
ただし、その頃の江井ヶ嶋酒造のウィスキーは自社で蒸留しておらず、ブレンドしたウィスキー風味のお酒だったそうです。その後1961年にポットスチル(蒸留器)を導入し、麦芽の仕込みからウィスキーの蒸留までできるようになりました。ウイスキー「あかし」の出荷本数は2007年に811本だったのが18年には44万4735本となっており、人気急上昇中です。ウイスキー蒸留所や酒造・資料館は見学することができます(無料・要予約)。お酒の試飲・購入もできます。お酒はインターネットでも販売しています。