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冷たい「あたたかミルクティー」(50円)、驚異の「10円均一」...ディープな激安自販機の世界

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.09.22 11:00
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消費増税の影響を受け、自販機の価格上昇が止まらない。

激安自動販売機の世界とは?画像はイメージです(goto_さん撮影、flickrより)
ミステリーゾーン in 自動販売機

1円単位での販売ができない飲料自販機では、数パーセントの増税であっても「10円」単位に切り上げて価格を改定している。そのため、消費税導入前は1本「100円」だった350ミリの缶ジュースも、今では「130円」が一般的な価格設定になってしまった。

しかし、そんな「自販機インフレ」もどこ吹く風か、いまでも全国各地には多くの「激安自販機」が存在している。コカ・コーラやサントリーといった大手のベンダーではなく、地元企業や個人の所有者が運用する自販機のなかには、安いのはもちろんのこと、どこかツッコミを入れたくなるものも少なくない。

今回のJタウンネットでは、そんな「激安自販機」のディープな世界を紹介したい。

全国「最安」の自販機が大阪にあった!

まずは、神戸のユーザーがツイッターに投稿したこちらの自販機から。

100円から30円まで、価格はまちまちだがどれも異常に安い。漫画「刃牙」のドリンクなど色々とツッコミ所は多いが、一番気になるのは「Tropicana ホットオレンジ」や「午後の紅茶 あたたかミルクティー」を冷やして販売している点だろう。味に支障は出ないのだろうか......、それとも支障が出るから「30円」なのか。疑問は尽きない。

続いて、場所は不明だが「ほとんど80円」のポップが躍るこの自販機。

大書された「80円」の文字に騙されることなかれ、実際の価格はどの商品も「100円」ばかり。しかし、よく目を凝らして見てみると、中段右端の缶コーヒーだけは確かに80円である。思わず「ほとんどって何だよ!」とツッコミを入れたくなる自販機だ。

次は、福島のユーザーが投稿したこちらの自販機。

値段の安さもさることながら、商品のサンプルにベタ貼りされた価格シールや、「安くて美味しいがトレンデイー」といったキャッチコピーなど、なんだか気が抜けてしまいそうな、手作り感溢れる雰囲気が魅力的だ。

最後は、大阪・福島区の中央卸売場付近にある「10円均一」の自販機である。

自動販売機の構造上、10円単位でしか計算ができないことは上述したばかり。そのため、この自販機が全国で最安であることは間違いないだろう。しかし、この自販機はどんなドリンクが出てくるかは完全にランダム。基本的には、賞味期限間近のジュースやお茶を安く販売しているらしい。

以上、4つの激安自販機を紹介した。17年4月に予定の消費税10%への再増税を控え、自販機インフレがさらに進むことが予測されるなかで、こういった「激安自販機」の価値はより大きくなるかもしれない。

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