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新郎を雪上に投げ飛ばす! 新潟の奇祭「むこ投げ・すみぬり」

織江賢治(おりえ・けんじ)

織江賢治(おりえ・けんじ)

2014.01.14 21:00
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崖に向かって5メートル投げられる

さてお祭り当日の15日は、朝から集落を散歩。公共浴場「鷹の湯」などに行ったり、ラーメン屋で昼食をとったり、むこ投げ会場を下見したりして、時間を待ちます。

湯守処「地炉(じろ)」の先に崖上にある薬師堂と、そこからの景色。ここから婿が投げられるそうです。

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13時くらいになると、だんだんと見学者が続々と集まり始めたため、早めに好位置をキープ。しかし雪がこんこんと降り積もり、寒くてキツイです。見学する際は防寒具を忘れずに!

そしていよいよ! 14時過ぎ、ブォ~~、ブォ~~というほら貝の音のもと、3人の新婿が「わっしょい! わっしょい!」の掛け声とともに仲間に担がれて上ってきました。

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新婿は薬師堂の前でいったん降ろされますが、実行委員長?の開始宣言と同時にすぐさまスタンバイ。

そして、再び委員長から「今から○○さんを投げま~す」と宣言されると、仲間たちに胴上げされ、「い~ち、に~い、さ~ん!」と崖へとダイブ!!

......と思いきや、投げが甘く1メートルほどのところで雪にズボッ! 会場からは「あ~...」というため息がこぼれましたが、それでも新婿、仲間からは笑顔があふれ、一安心。続く2人目の新婿は豪快に投げられ、ゴロゴロと派手に転がり視界から消えていきました(笑)。3人目はなんと自衛隊の新婿。投げる仲間も自衛隊のため、5メートルほどもぶん投げられていました。さすがです。

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ここまで時間にして15分ほど。むこ投げは非常にスピーディーに終了です。

勝手に顔が真っ黒に塗られちゃう
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