長野県の「朝練」問題、結局どうなるの?
2014.01.17 20:00
長野県の教育委員会は2014年1月16日、「中学生期のスポーツ活動指針」の素案を策定した。中学校の朝の運動部活動練習(朝練)が、冬期を除いて原則廃止することが盛り込まれている。市町村の教育委員会やPTAに意見を聞き、年度内に指針を固めて来年度から実施される予定だ。
朝の部活動廃止の方針は、教育委員会が昨年11月にまとめた報告書の中で打ち出された。長野県の中学校は1日3~4時間、長い場合で5時間も部活動をしているが、生徒の学習、睡眠の時間が削られることは発達段階からみて弊害がある――というのがその理由だ。