世界各都市の高齢化対策は? 高齢大国ニッポンで国際会議が開催

2014年12月 3日 18:40

何が起きてもおかしくない世の中だから「レジリエント」な都市を目指す

少子化も高齢化も、そして、日本全体の人口減少も、今まで慣れ親しんできた社会の変化を促している。従来、こうした変化を予測し何種類もの対処法を用意する「リスクヘッジ」の重要性や、リスクヘッジした上で「持続可能」な社会をいかにつくるかが問われてきた。しかしこの数年、この語られ方に微妙な変化が起きている。それが「レジリエント」という考え方だ。

レジリエントとは「復元力に富む」「すぐに立ち直る」を意味する。物理学では「外力による歪みを跳ね返す力」として、心理学では極度に不利な状況でも精神の平衡状態を保つことができる「耐性」を示す語として使われてきた。そして、いま、社会状況や経済状況の仕組みに対して、この用語が使われ出した。

「レジリエント」は、まず想定外かつ不可避の災害や事故が起きることを受け入れる。その上で、何か困難で驚異的な状況が起きても回復・適応できる能力、を高めることを意識する。

例えば、同じ災害に見舞われてもPTSD(心的外傷後ストレス障害)が起きる人と起きない人に分かれるが、このPTSDが起きない人が「レジリエント」な人、と言えるだろう。今回の国際ラウンドテーブルで主題にしたのは、こうした「困難な状況に陥っても回復できる力」を都市はどのように身につけられるか、ということだった。

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