危険色の〝札幌ラーメン〟をセコマが再現 黒×黄...強烈ビジュで打ち出すパンチは意外と優しめ
黒いスープの中で映える黄色い麺
麺は、中太で縮れのついたノンフライ麺。
麺表面につるみがあり弾力の強い多加水麺食感で、札幌ラーメンの麺の特徴を再現していました。
また、札幌ラーメンは玉子が練り込まれた黄色い麺なのも特徴で、今回の麺も黄色味がつけられています。
真っ黒いスープに合わせる麺の黄色味は、味噌ラーメンのスープと合わせる以上に際立っていました。
黒と黄のデンジャーカラーの組み合わせですが、味にはそれほどキケン性はありません。
具は、チャーシューとネギの組み合わせ。
チャーシューは大きくありませんが、厚みがあって脂身もついており、肉感は強めでした。
ネギもしっかり入っていて、カットが大きめのものもあります。
スープや麺は他社の高額カップ麺に引けを取りませんが、具の組み合わせは特別なものではなく、少し見劣りする印象を受けます。
よくよく考えると、昨今のご時世の中で定価税別245円という価格設定は、セコマのPB品であることを考慮しなければ決して高額ではなく、具までコストが回らないのはある程度致し方ないことのように思えます。