危険色の〝札幌ラーメン〟をセコマが再現 黒×黄...強烈ビジュで打ち出すパンチは意外と優しめ
スープは真っ黒...だけど意外と飲みやすい!
真っ黒な醤油味のスープに、中太で縮れのついたノンフライ麺と、チャーシュー、ネギが合わせられています。
スープや麺の色が独特で見た目のインパクトがとても強いです。
スープは、豚骨ベースに黒醤油を使った醤油味で、ニンニクの香ばしさや玉ねぎの甘みが感じられます。
やはり「いそのかづお」の「札幌ブラック」の味が念頭にありそうです。
真っ黒で醤油の香りは強めですが、色味ほど塩気は強くなく飲みやすいスープとなっています。
黒いからといって醤油がドバドバ入っているわけではなさそうで、また「富山ブラック」のように刺激が強いわけでもありません。
栄養成分を見ても、塩分の数値はそれほど高くありませんでした。
ニンニクの香ばしさや玉ねぎの甘みがスープの大きな特徴となっていますが、お店の焦がしニンニク(マー油)ほどパンチが強いわけではありません。
食べ進めていくうちに玉ねぎの甘みとともにじわじわと存在感が大きくなっていきます。
見た目のインパクトに比べると味は地味で、「すみれ」など他の札幌ラーメンの特徴であるラードなどの油脂がたっぷり浮いているわけでもありません。
それでも、最終的には醤油のコクとニンニクの香ばしさが口の中を支配し、後を引くスープでした。