防災対策、何してる?これからどうする? 三井住友海上火災保険が全国調査...5640人に聞いた結果は
「今できている防災対策」と「今後やりたい防災対策」
調査では「今できている防災対策」と「今後やりたいと思う防災対策」も聞いている(いずれも複数回答)。
「今できている防災対策」としては「備蓄(防災リュック、食糧)の準備」48.7%、「避難拠点や防災マップ、連絡先、避難ルートの確認」41.2%、「災害情報の入手方法の確認」26.2%が上位の回答に。
「今後やりたいと思う防災対策」では、「備蓄(防災リュック、食料)の準備」52.5%、「避難拠点や防災マップ、連絡先、避難ルートの確認」34.9%、「加入している火災保険の補償内容の確認」33.2%が上位だった。特に「火災保険の補償内容の確認」は、「今できている防災対策」との差が大きい(プラス9.5ポイント)ことが特徴だ。
ちなみに、加入している火災保険の補償が、火災などの被害にあった際に「不十分」と思っている人は48.0%とほぼ過半数。
それにもかかわらず、補償内容を見直した経験があるのは、回答者の21.5%。現在加入中の火災保険が満期を迎えた後に「補償内容を見直して更新する予定」と答えた人も25.4%に留まっている。
つまり、補償は不十分と感じながらも、内容は見直さない、という人が少なくなさそうだ。
......ところで2025年以降、多くの火災保険の契約が満期を迎える。15年10月にそれまで36年だった火災保険の最長保険期間が10年に定められ、さらに22年10月以降は5年に短縮されたからだ。
自分や家族が暮らす、大切な家。この機会に、自分が入っている保険がどんなものか、確認してみるといいかもしれない。