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防災対策、何してる?これからどうする? 三井住友海上火災保険が全国調査...5640人に聞いた結果は

横田 絢

横田 絢

2024.10.17 18:00
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読者のみなさんは、自宅で防災に取り組んでいるだろうか?

何かあった時にすぐに持ち出せる「防災リュック」を用意したり、どこに逃げればいいのか確認したり、家具の転倒を防ぐアイテムを使ったり、家そのものを補強したり......。

防災対策にもいろいろあって、「やりたいけどまだできていない」と思っていることもあるかもしれない。

2024年10月10日、三井住友海上火災保険(東京都千代田区)はそんな防災について、「災害対策と火災保険に関する全国調査」の結果を公表した。

何かあった時のために...(画像はイメージ)

調査では持ち家(戸建・マンション)所有者のうち、火災保険に加入している30歳~69歳の男女5640人(各都道府県男女60人ずつ、契約者本人および契約者の同居人)にアンケート調査を実施。

10年前と比べて現在の自然災害への防災意識が「高まっている」と感じている人は69.8%にも上った(「とても高まっている」22.2%、「やや高まっている」47.6%の合計)。

また、73.2%は現在、なんらかの防災対策をしており、「特に対策をしていない」と回答した人は26.8%だったという。

三井住友海上火災保険の調査より

多くの人が防災意識の高まりを感じ、そして実際に対策をしているわけだが、具体的にはどんな対策をしているのだろうか?

「今できている防災対策」と「今後やりたい防災対策」

調査では「今できている防災対策」と「今後やりたいと思う防災対策」も聞いている(いずれも複数回答)。

三井住友海上火災保険の調査より

「今できている防災対策」としては「備蓄(防災リュック、食糧)の準備」48.7%、「避難拠点や防災マップ、連絡先、避難ルートの確認」41.2%、「災害情報の入手方法の確認」26.2%が上位の回答に。

「今後やりたいと思う防災対策」では、「備蓄(防災リュック、食料)の準備」52.5%、「避難拠点や防災マップ、連絡先、避難ルートの確認」34.9%、「加入している火災保険の補償内容の確認」33.2%が上位だった。特に「火災保険の補償内容の確認」は、「今できている防災対策」との差が大きい(プラス9.5ポイント)ことが特徴だ。

三井住友海上火災保険の調査より

ちなみに、加入している火災保険の補償が、火災などの被害にあった際に「不十分」と思っている人は48.0%とほぼ過半数。

それにもかかわらず、補償内容を見直した経験があるのは、回答者の21.5%。現在加入中の火災保険が満期を迎えた後に「補償内容を見直して更新する予定」と答えた人も25.4%に留まっている。

三井住友海上火災保険の調査より

つまり、補償は不十分と感じながらも、内容は見直さない、という人が少なくなさそうだ。

......ところで2025年以降、多くの火災保険の契約が満期を迎える。15年10月にそれまで36年だった火災保険の最長保険期間が10年に定められ、さらに22年10月以降は5年に短縮されたからだ。

自分や家族が暮らす、大切な家。この機会に、自分が入っている保険がどんなものか、確認してみるといいかもしれない。

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