京都の女将の元に郵送で「小指」届く 誰の指?何のメッセージ?送り主を直撃してみた
2024.01.19 08:00
「大事に飾らせてもらいます~!」その本音は...
岡シャニカマさんに、送った年賀状にどんな反応があったか聞くと、こう答えた。
岡シャニカマさん:送り先からは『最低の特級呪物だ』や『宿儺の指』と称してくれる方が多いのですが、私が『呪術廻戦』を全く知らないので最初は何のことか分かりませんでした。 また、逆に送っていない人から『小指ほしかったです』と言われることもあって驚いています。
送りつけられた「大西常商店」の女将・大西里枝さんにも、聞いた。
ちなみに大西さんは、岡シャニカマさんの会社が23年11月に発売した「裏がある京都人のいけずステッカー」のモデルを務めた人物。表に「どこか意地悪な"いけず"な建前」、裏に「京都人の本音」が書かれた、ユニークな商品だ。
大西さんは岡シャニカマさんからの年賀状を貰い、"表"ではこう思ったという。
「年末の忙しい時にわざわざお手製のおもちゃ作るの大変やったやろうに、大事に飾らせてもらいます~!」
そして、"裏"の本音は......「シンプルに大迷惑」とのこと。
しばらくはキッチンに飾っていたが、家族から苦情があり、撤去することに。
「来年、2025年の年賀状としてシャニカマ氏に送り返す予定をしています」(大西さん)
岡シャニカマさんの来年は、呪詛返しと共に始まることが早くも決定。しかしこれも、来年まで続くご縁を結べたということで、大成功と言えるかもしれない。