「目を離した隙に消えた2歳の息子。踏切の向こうで見知らぬ男性に手を引かれて歩いてて...」（埼玉県・50代女性）

シリーズ読者投稿～あの時、あなたに出会えなければ～　投稿者：みーさん（埼玉県・50代女性）

少し目を離した先に、幼い息子が消えた。

みーさんが心当たりを探しに行くと見知らぬ若者と一緒にいて......。

＜みーさんの体験談＞

28年ほど前、2歳くらいの息子が少し目を話した隙にいなくなってしまいました。

20分位探しても見つからず、電車好きの息子ならもしかして、と思い、近所の駅の踏切を見に行くと......踏切を渡った先で、息子が20代位の男性に手を引かれて歩いていました。

線路を駅のほうに向かって...

2人のもとへ駆け寄ると、「お母さんですか、1人で線路を歩いてたんですよ。これから交番に行く所でした」と言われました。

最初に踏切を通った時に小さい子が歩いていておかしいと思ったそうです。ただ、その時は、近くに親子が居たからその人の子供かと思ったとか。

でも踏切を通りすぎて何か引っ掛かる物があり、引き返したら息子が線路を駅に向かって歩いていたらしく......。

あの方がいなかったら息子は電車にひかれていたと思います。息子の命の恩人です。

あの時はとり乱していてお礼が言えませんでしたが、ありがとうございました。

助けていただいた息子はいま、看護師になり頑張っています。

誰かに伝えたい「ありがとう」教えて！

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（※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください）