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エンゼルスの「兜」作った工房「丸武」は、超楽しい「甲冑テーマパーク」でもあった 「大谷モデル」に信長、家康...その魅力を完全レポート

松葉 純一

松葉 純一

2023.05.03 20:00
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甲冑(鎧・兜)の製造工程を見学できる

作業工程(画像提供:甲冑工房丸武)
作業工程(画像提供:甲冑工房丸武)

「甲冑工房 丸武」展示館で素晴らしい甲冑を堪能した後は、工房の見学をぜひおすすめしたい。工房の中で、甲冑(鎧・兜)の製造工程を見ることができるのだ(ただし、こちらはストロボ撮影禁止)。

工房の中は、伝統工芸の作業場かとは思えないほど、現代的な工場に見えるデザインだった。作業工程ごとに、部屋が別れており、それぞれ案内パネルが設置されていた(しかも英語、中国語、韓国語併記である)。

「脛・兜部屋」「縅(おどし)部屋」「造形部屋」「箔部屋」「焼付乾燥炉・粉体塗装部屋」......など、様々な部屋があり、それぞれで作業工程を見学できる。Jタウンネット記者が訪れたときは、社員の皆さんはとても忙しそうだった。

エンゼルス・大谷効果のためか、問い合わせが殺到しており、注文がどんどん増えていると、田ノ上社長は語る。受注生産のため、その後、数カ月、場合によっては1年近くの作業を経て、完成するという。多忙そうな工房風景はとうぶん続きそうだ。

「甲冑工房 丸武」おみやげ処(撮影:Jタウンネット記者)
「甲冑工房 丸武」おみやげ処(撮影:Jタウンネット記者)

展示場と工房を見学した後、おみやげ処に立ち寄ってみた。小さなテーマパーク施設として、グッズショップは重要だ。何かおもしろいものはないか、と探していると、「武将鎧Tシャツ」が目に止まる。「甲冑工房 丸武」オリジナルのTシャツで、外国人観光客にはなかなかの人気。ここでも織田信長南蛮鎧がナンバーワンらしい。

「武将鎧Tシャツ」(撮影:Jタウンネット記者)
「武将鎧Tシャツ」(撮影:Jタウンネット記者)

ホンモノの甲冑は重すぎて(そして、高すぎて)......という方、こちらはいかがだろうか?

「おー、これ、大谷さんの兜!」
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