エンゼルスの「兜」作った工房「丸武」は、超楽しい「甲冑テーマパーク」でもあった 「大谷モデル」に信長、家康...その魅力を完全レポート
侍ジャパンのWBC優勝の余韻が、まだまだ残っている。大谷翔平選手が活躍する姿を見たくて、MLB(米大リーグ)エンゼルスのゲームを追いかけている人も多いだろう。そこで注目を集めたのが、「兜セレブレーション」だ。
2023年4月7日、エンゼルスの本拠地(ロサンゼルス)開幕戦で、主砲マイク・トラウト外野手が2ランホームランを放った直後、ベンチに戻ってきたトラウト選手を待ち構えていたのは、日本の兜だった。武将の兜をかぶったトラウト選手の精悍な顔が、とても印象的だった。
そして4月10日、大谷翔平選手もホームランを打ち、兜をかぶった。無邪気に笑う姿は、若武者といった清々しさを漂わせていた。その後、ホームランが出るたびに登場する兜は、今やすっかりおなじみだ。
この兜を製造したのが、鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市の「甲冑工房 丸武」だ。
いったいどんなところか? Jタウンネット記者は現地に向かった。