「深夜のコンビニで、いつもの店員が話しかけてきた。無視しようとしたけど、言われた言葉に泣いてしまい...」(愛知県・30代女性)
2022.12.22 11:00
悩み相談ができる「お兄ちゃん」
その時は赤の他人の前で泣いてしまったことがたまらなく恥ずかしく、お礼も言わずに店を出てしまいました。
でもその後、彼は私の顔を見ると話しかけてくれるようになり、私も彼と話している時は安心していることに気づきました。まるで悩みを相談できるお兄ちゃんができた感覚でした。
時には私が泣き止むまでずっとそばにいてくれたり、気づけば他愛もない話で1時間以上立ち話をしたり、1度だけ一緒にご飯を食べに行ったこともありました。今となっては甘酸っぱい思い出です。
そんな日々が3年間続き、私は大学を卒業。地元愛知に帰ることになりました。
彼にもそのことを報告すると「また何かあったらいつでも来てください」と言われ、私はなぜか切なく、そして悲しくなってしまったのです。
しかし、いつまでも彼に頼ってはいけないと思い、明るくお別れしました。