「貧乏旅中の若い僕を自宅に招いてくれた中年女性。風呂を借り、食事までしていると彼女の姑が現れて...」(福島県・50代男性)
2022.11.02 08:00
食事していたら、お姑さんが...
すぐ近くにあった彼女のお宅のお風呂は、源泉かけ流しのお湯が流れていて、まるで小さな温泉旅館のような感じでした。
どのぐらい入ったか分かりませんが、元々長風呂なので、少し長い入浴だったと思います。あがってから「すごく良いお湯でした、ありがとうございます」とお礼を伝えると、
「何もないけどご飯も食べてきな」
と言ってくださいました。「いやいや結構です」とお断りしたのですが、テーブルの上にすでにご飯が準備されていました。
またしても「せっかくだから」というお言葉に甘えてごちそうになっていると、彼女は別の部屋へ。その間に、今度はもう少し年上の、お姑さんだと思しき女性が現れました。
「嫁には内緒だけど、これ食べな。美味しいから」
おばあさんはそう言って別のおかずを出してくれました。そしてまた、「嫁には内緒だよ!」と言って去っていったのでした。