「貧乏旅中の若い僕を自宅に招いてくれた中年女性。風呂を借り、食事までしていると彼女の姑が現れて...」(福島県・50代男性)
2022.11.02 08:00
「良かったらうちの風呂入っていく?」
福島から来たと答えると「こんなとこに何しに?」と聞かれたので、
「ここの温泉に入るために来たけど、残念ながら入れませんでした」
と答えると、彼女は温泉について教えてくれました。曰く、数年前の大雨で水没してしまい、整備するにもお金が掛かるし、マナーが悪い連中もいるから直していなかったそうです。
そして彼女は「良かったらうちの風呂入っていく?」と提案してくれたのです。
最初はお断りしたのですが、
「そこの温泉と同じ湯が家で入れるよ。せっかく来たんだから入っていきな」
と言うのです。それがどういう意味かよくわからなかったのですが、「せっかくだから」と言われて結局ご自宅にお邪魔することになったのでした。