よくやっちゃうあの「乗り方」、実はとっても危険です 意外と知らない「脚立の正しい使い方」
2022.10.26 21:23
「常識だと思っていた使い方が、実は間違っていた」
他にも、「脚立から身を乗り出さない」「上向き作業をしない」などなど、身体を乗り出すとバランスをくずして、転倒や転落の恐れがあるケースが、多々あるという。
では、脚立を使えばいいのか。正しい使用法は、以下の通りだ。
「脚立の上で作業する時は、天板を含め上から3段目(210センチタイプ以下は2段目)以下の踏ざんに乗り、天板や踏ざんに身体を当て、安定させた状態で作業してください」
「開き止め金具を確実にロックしてください」
何がダメで、どうすればいいのか。非常にわかりやすい「脚立の安全な使い方」の説明ページは、同社ウェブサイトの中でも常にトップ5に入ってくるほどよく見られているという。
「今まで常識だと思っていた使い方が間違っていたと分かった」「改めて現場の作業への安全啓蒙講習などに役に立つ」といった声も多く届いているそうだ。
「(ページを見て)『危険な使い方だと知らなかった!』と言っていただくことがとても多く、弊社のHPを引用いただけることはとても嬉しいです。
実際テレビなどに於いても、危険な使い方を危険だと思わずされていることは大変多く、そのイメージでお使いいただいている方も多いです。
なぜ危険なのかを少しでも多くの方に知っていただき、使われる方が安心安全に作業いただけるよう、ハセガワ製品は安全・安心とうたうメーカーとして、これからも情報発信に取り組んでいきたいと思っています」(長谷川工業マーケティング部担当者)
読者の皆さん、怪我をしてからでは遅い。脚立を利用するときは「脚立の安全な使い方」をチェックしてから、正しい方法で作業しよう。記者もこれからは、気を付けます。