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よくやっちゃうあの「乗り方」、実はとっても危険です 意外と知らない「脚立の正しい使い方」

松葉 純一

松葉 純一

2022.10.26 21:23
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「倒れやすい方法」がある

「はしご使用時の立て掛け角度は75度。必ず大人の補助者が支えてください」(画像提供:長谷川工業)
「はしご使用時の立て掛け角度は75度。必ず大人の補助者が支えてください」(画像提供:長谷川工業)

長谷川工業(本社:大阪市西区)は、1956年創業のはしご・脚立・高所作業台など足場関連製品の専門メーカーだ。12012年には経済産業省主催の第6回・製品安全対策優良企業表彰にて優良賞を受賞している。

Jタウンネット記者の取材に応じたのは、同社マーケティング本部の担当者だった。

「脚立の安全な使い方」のページが作成されたのは、2015年のウェブサイトリニューアル時。同社では脚立の事故の報告を日々確認しており、メーカーとして安全な使用法をもっとわかりやすく提供したかったという。

使用者にもっとも注意してもらいたい点を尋ねると、「方向」だと答えた。

「脚立には転倒しにくい方向としやすい方向があります。
脚立の昇降面左右は転倒しやすい方向になるので、例えば壁面で作業される際、脚立をまたいだ状態で使われる時は倒れやすい方向に力が掛かってしまいます。
設置場所や対象物の関係でそう言った向きで使われる際は、アウトリガーをつけるなどの転倒対策をお願いいたします」(長谷川工業マーケティング本部担当者)

「脚立の安全な使い方」のページでもどんな使い方をしてはいけないのか、なぜそれがいけないのかが、わかりやすく説明されている。その内のいくつかをご紹介しよう。

天板に立たない・跨がない・座らない
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