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iPhoneの「Siri」はオフにして 演劇公演で異例の注意喚起、その意外な理由とは

横田 絢

横田 絢

2020.01.29 17:00
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「上演中は、携帯電話やスマートフォン、音の出る電子機器は、電源からお切りくださいますよう、お願い申し上げます」

多くの演劇公演では開演前、スタッフ(時にはキャスト)からそんなアナウンスをされる。ところが、東京・恵比寿のエコー劇場で上演中の「まじめが肝心」の注意事項は一風変わっている。

観劇した来場者が2020年1月29日、配布された注意書きをツイッターに投稿し、注目を集めた。

日本劇団協議会事務局次長・松村久美子さん提供
日本劇団協議会事務局次長・松村久美子さん提供

「劇中『セシリー』という名の登場人物がおります。iPhoneをお使いの方は『Siri』機能をお切りいただけますようお願いいたします。高確率で反応いたします」

そんな文章が書かれた紙が、観客に配られている。

「セシリー」。たしかに、Siriを起動させるための言葉「Hey Siri」とよく似ている。条件があえば、起動してしまっても不思議はない。

そこで、Jタウンネット編集部は29日、公演を主宰する日本劇団協議会を取材。協議会の事務局次長で、「まじめが肝心」の制作を務める松村久美子さんに詳細を聞いた。

稽古中にSiriが『何かご用でしょうか』
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