「函館に向かう寝台列車、周りのベッドにはおじさん3人。朝目覚めると、いつもと違う景色が広がっていて...」(北海道・50代女性)
2022.10.16 11:00
朝、目覚めると...
車掌さんはそれを見て「席を変えますか?」と言ってくださったのですが、私はその申し出を断りました。今思えば怖いもの知らずでした。
そのままおじさん達と少し話をして眠りにつき......翌朝は8時頃に起床して異変に気付きました。
この時間、いつもなら青森くらいにいるはずなのに、窓の外を見ると景色が違うのです。
状況が把握出来ないでいる私に、もの凄い雪でまだ新潟にも着いていないことをおじさんが教えてくれました。
そして、「新潟までしか行かないかもしれないから、家に電話した方が良い」とアドバイスまで。
携帯電話もない時代で、私は無人駅に停車している間に家に電話。両親も驚いて、「気を付けるんだよ」としか言えないような状態でした。