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あの時はありがとう
あの時はごめんなさい

「函館に向かう寝台列車、周りのベッドにはおじさん3人。朝目覚めると、いつもと違う景色が広がっていて...」(北海道・50代女性)

大山 雄也

大山 雄也

2022.10.16 11:00
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新潟で止まった寝台列車

2時間くらい経ってから、車内アナウンスが流れました。乗っていた列車は新潟までしか行かず、その先まで行くには乗り換えが必要だとわかりましたが、私にはどうしたらいいのかがわかりません。

するとおじさんが「1人で大丈夫? 俺たちは青森まで行くから一緒に行こう」と声をかけてくれたのです。

おじさんから「一緒に行こう」と言われた(画像はイメージ)
おじさんから「一緒に行こう」と言われた(画像はイメージ)

そこからおじさんたちについて上越新幹線に乗って大宮まで行き、東北新幹線に乗り換え。当時は盛岡までしか行かなかったので、そこから在来線に乗り継ぎました。

青森駅に到着すると、おじさんたちは「俺たちはここで降りるから。気を付けて」と言って下車。その後、私は函館まで行って特急に乗り換え、早朝4時ごろに最寄り駅につくことができました。

寝台列車に乗った時、車掌さんの申し出を断らずに席を変えていたら、私はどうしたら良いのかわからずに、途方に暮れていたと思います。

名前を聞くのを忘れてしまいましたが、一緒に移動してくれたおじさんたちに感謝しています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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