人類が滅んだ後も残り続けそう... 100万枚のレコードを集めた施設のロマンが凄い
読者の皆さんは、音楽を聞くときに何を使っているだろうか。
もう最近はストリーミングかダウンロードばかり、という人も多いかもしれない。充電されたスマホとネット環境さえあれば、すぐに新しい音楽と出会えるなんて、便利な時代だ。
でも、もし人類が滅んでしまったら......この世に残る音楽はやはり、「あの形」に違いない。
――2022年7月3日、ツイッター上に次のような動画が投稿された。
北海道の日高振興局沿岸中部に位置する新冠(にいかっぷ)町にある、「レ・コード館」を訪れた投稿者「太刀川るい」(@R_Tachigawa)さんが、ツイッターに投稿したものだ。館内には、クラリネット奏者ジョージ・ルイスの音楽が響いている。そして途中で登場するジュークボックスからは、ルイ・アームストロングの「このすばらしき世界」が。1960年代の名曲である。
「人類が滅んだ後に音楽を残すために作られた施設っぽさが凄くて大満足」
と呟く太刀川さん。この施設「レ・コード館」はどんな場所で、何を目的に作られたのだろう?