「マスクをしない命知らず」「テバナシにセキをされては堪らない」 100年前のポスター、言ってることが現代とほぼ同じ
2022年4月25日、次のようなポスターの画像がツイッターに投稿され、いま話題になっている。
「おや、なんて書いてあるの? 読めない!」とあわてる読者もいるかもしれないので、先に言っておこう。どうか落ち着いて、左からお読みいただきたい。
ポスターに書かれているのは、こんなキャッチコピーだ。
「恐るべし ハヤリカゼ のバイキン!」
「マスクをかけぬ命知らず!」
さらにポスターの右下には、次のような説明もあった。
「出典:国立保健医療科学院図書館所蔵
内務省衛生局著 流行性感冒 1922.3 」
なんと100年前、1922年につくられたポスターらしい。スペイン風邪が流行した頃、当時の内務省が制作したものだろうか。
ツイッターユーザーの「おかか@学芸員志望」(@lililllli45)さんは写真に、「すごいな。地方の博物館なんだけど、企画展がかなり凝ってて面白かった」と呟きを添えている。投稿は4000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中(4月28日現在)。
「黒マスクが流行ってたんだろうか? やはり時代は繰り返されるんだ」などといった声も寄せられている。
いったいどこの博物館なんだろう?ほかにはどんな展示をしているのだろうか?
興味をそそられたJタウンネット記者は、投稿者「おかか」さんに聞いてみた。