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コロナ余波で「蘇」がまさかの流行中 ぶっちゃけウマいの?作って検証してみた

横田 絢

横田 絢

2020.03.04 06:00
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小学校等の休校要請を受け、牛乳や乳製品の消費を促すツイートが大きく注目を集めている。学校給食に使われる予定だった牛乳が余ることにより、酪農家にしわ寄せがくることを懸念したものだ。

2020年3月2日には農林水産省もウェブサイト上で「新型コロナウイルス感染症について」を発表。その中でも「牛乳乳製品の消費にご協力ください」と国民に呼びかけている。

普段以上に牛乳を消費するために、現在、ツイッター上では様々な「牛乳大量消費レシピ」が投稿されている。

その中でもことさら目を引くのが、牛乳だけで作れる「蘇」の存在だ。

「蘇」とは、古代日本で食べられていた乳製品。

平安時代中期に編纂された「延喜式」によると、乳を固形状になるまで加熱濃縮し続けたもの(有賀秀子「『本草綱目』に基づいて再現した『酥』と『延喜式』に見られる『蘇』について」より)。

「古代日本の牛乳・乳製品の利用と貢進体勢について」(著・佐藤健太郎)によると、700年には「蘇」が日本で作られていたことが確認できる。その用途を大別すると、(1)薬用(2)食用(3)施物・供物用として使用されており、かの藤原道長も薬として「蘇」を服用していたそうだ。

そんな「蘇」を多くのツイッターユーザーが作っている。

ミケ太郎(@bokumike)さんもそのうちの一人。1日、「蘇」を作る過程をツイッターでレポートし、約1万件のリツイートと約1万8000件のいいねを集めるなど話題になった。 ミケ太郎さんが作った「蘇」が、こちらだ。

ミケ太郎さんが作った「蘇」
ミケ太郎さんが作った「蘇」

見た目は完全にオシャレなチーズ。本当に牛乳だけで、こんな食べ物を作れるのか。そしてそれはどんな味なのか。

Jタウンネット編集部でも、実際に作ってみることにした。

万人受けする味ではないが...
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