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「喉がカラカラなのにお金もない。兄に訴えると『ちょっと待ってろ』と戸の開いてるもつ鍋屋に入り...」(福岡県・40代男性)

井上 祐亮

井上 祐亮

2022.04.04 11:00
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あの味は今でも忘れていません――。

今回ご紹介するのは、福岡県在住のMさん(40代男性)が小学2年生の時の体験した出来事。小学6年生の兄とバスに乗って釣りに出かけた帰りに、喉がカラカラに渇いてしまったという。

でも、お金を使うと帰りのバスに乗れなくなってしまうという状況で......。

兄弟2人で出かけた先で...(画像はイメージ)
兄弟2人で出かけた先で...(画像はイメージ)

<Mさんの体験談>

今から30年ほど前、私が小学校2年生で兄が小学校6年生の頃の出来事です。

兄は釣りが大好きで、私もよく一緒に近所の川に魚を釣りに出かけていました。その日は、兄が市バスに乗って釣り堀に出かけるというので、私も一緒に連れて行ってもらうことに。

バスに乗るのも初めてだったので、ドキドキワクワク。バスの窓から見える景色はキラキラ輝いているように思えました。

目的地のバス停が近づき、下車する合図のボタンを「押していいよ」と兄から言われ、あのボタンを押した時の嬉しさは今でも覚えています。

釣り堀では3時間ほどを過ごし、帰りのバスを待っている時です。

私は喉が渇いて渇いてしょうがなくなってしまいました。

バスが来るまで30分以上
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