「入試で失敗した私を、あざ笑うかのように雨が降る。傘もなく濡れていると、その大学の学生が話しかけてきて...」(福岡県・30代女性)
かつて大学受験を経験した人は、本命の大学を受験した日のことは特に記憶に残っているのではないだろうか。
どうしても緊張してしまったり、思わぬハプニングに遭遇してしまったり。周りはみんなライバルで、頼れる人もいない状況だ。
Jタウンネットが、皆さんの思い出に残っている「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集したところ、福岡県在住のH田さん(仮名、30代女性)からそんな受験の時の甘ずっぱいエピソードが届いた。
本命の大学の入試。しかし、英語の試験であまりうまくいかなかった。
「ダメかもしれない」
落ち込みながら会場から出ると、雨が降ってきてしまった。
傘を持ってきていなかった彼女は、濡れて帰るはめに。
まさに泣きっ面に蜂。そんな状況の中、憧れの大学に通う一人の男子学生が、声をかけてきたという。