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【鳥取県・湯梨浜町】わたしが湯梨浜で暮らし続けていきたい理由

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全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

「入試で失敗した私を、あざ笑うかのように雨が降る。傘もなく濡れていると、その大学の学生が話しかけてきて...」(福岡県・30代女性)

大久保 歩

大久保 歩

2021.09.04 17:00
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試験結果をあざ笑うような雨が...

今も心に残る、お礼を言いたい方がいます。もしかしたら彼の目に触れるかもと思い、投稿させて頂きます。

2010年、当時高校3年だった私は、地元の佐賀から福岡にある私立大学を受験しました。

その日は本命の英語学科の試験日で、共に受験する友人はおらず、会場で1人過ごしていました。

試験が終わってみると、肝心の英語の出来が良くなく、ダメかもしれない...と肩を落として帰ろうとした折、雨が降り出しました。

受験が終わった帰り道、雨が...(画像はイメージ)

天気予報では雨と言っていたようで、周りは折り畳み傘を広げたり、友人と相合い傘で帰ったりする人ばかり。傘を持たないのは、見渡しても私くらいでした。

「まるで試験結果を笑われているみたい」

泣きそうになりながら、人混みの中、他の人が差している傘から垂れるしずくに濡れて帰っていました。

出口では、その大学の学生が何人か並び、労いの言葉を受験生にかけていました。

すると、1人の男子大学生が、雨に濡れている私を見るなり自分の傘を差し出してくれたのです。

うろたえる私に、「受験生が風邪を引いたら大変だから」と笑顔で傘をくださったのに、お礼もまともに言えないまま人混みに流されてしまいました。

合格したら、見つけ出してお礼を...
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