毎日あいさつをする顔見知りのおじさんに、ちょっとしたものを貰ったら......。
どちらかといえば嬉しいと感じる人が多いかもしれない。
だが、Jタウンネット編集部にお便りをくれた京都府在住のEさん(仮名、20代男性)が経験したのは、それがきっかけである「すれ違い」を生んでしまった、切ない思い出だ。
当時、小学生だったEさんは、通学路の途中にある果物屋のおじさんに毎日あいさつしていた。
それが2年ほど続いたある日、おじさんはEさんのリュックにあるものを入れてきて......。
Eさんはそれから、おじさんのことを避けるようになってしまう。