「小学生だった私に、タダでデコポンをくれた果物屋のおっちゃん。後ろめたさを感じ、母に相談すると...」(京都府・20代男性)
おもちゃで子供たちを笑わせるおっちゃん
小学生高学年のとき、一緒に帰る友達がおらず、ほぼ毎日一人で家に帰っていました。
人に会ったらよくあいさつしていたのですが、なかなかあいさつを返してくれる人がいませんでした。
通学路には小さい果物屋さんがあり、その店の40~50代ぐらいのおっちゃんが、たまに小学生におもちゃを見せて笑わせていたのを覚えています。

ある時、彼らがあいさつするとおっちゃんがあいさつし返しているのを目にしました。
それが嬉しくて、私も家へ帰るときに会ったら必ずあいさつをしていました。
店の中にいるときも同じように。他の小学生があいさつしなくなってからも。