「のどに飴を詰まらせ、どんどん紫色になっていく息子の顔。一度は助かったと思ったのに、その後...」(静岡県・年齢不明女性)
女性は息子の背後にまわり...
女性は、息子の背後にまわって再びみぞおちを圧迫。必死にやってくれました。
すると飴が出たのです。今度は口の中ではなく、外に転がりました。
大きな大きな声で泣き、息を大きく吸い込んだ息子の顔は一気に血色をとりもどしました。
「ありがとうございます!!」
泣いてお礼を言う私に、彼女が「よかった」と一言笑ってくれたのを今でもはっきり覚えています。
同時に救急車も到着して......。振り返ったときあの女性はもういなくなっていました。
息子は今高校でハンドボール部に入り元気に過ごしています。
そして息子は言います。僕のこの命は、生かされた命だから、僕は消防士になるよと。
あの方にお礼が伝わりますように。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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