「祖父の訃報を受け取った冬の日、故郷に帰れなかった私。ふらりと入ったラーメン屋で出会ったのは...」(北海道・50代男性)
2021.11.27 11:00
人に親切にするのは良いことだとわかってはいるが、どこまでが「親切」でどこからが「お節介」なのか、相手との距離感は非常に難しい。
北海道在住のDさん(50代男性)からJタウンネットに届いたのは、大学時代に出会ったあるラーメン屋の夫婦との思い出だ。
当時、長野に住んでいた彼は冬のある日、北海道の祖父の訃報を受け取る。
葬儀のために北海道へ帰ろうとしたが、急なことなので飛行機は満席。キャンセル待ちをしたがその日は結局、どこに向かうこともできなかった。
夜、空港は閉まり、野宿を覚悟したDさん。
そんなところに、ほどよい距離感でさりげなく手が差し伸べられ――心身ともに疲れていたDさんが救われたエピソードを、いっしょに見てみよう。