「超満員の新幹線で嘔吐。口からこぼれ落ちそうなゲロを押さえ、近くのおじさんに助けを求めたが...」(大阪府・40代女性)
2021.10.29 11:00
もう1ミリも指を動かすことができません
今から四半世紀以上も前のことです。
当時、静岡の専門学校生だった私は、正月明けに帰省先の秋田から静岡へ戻るため、超満員の東北新幹線に乗り込みました。
行きは指定席を取ったものの、帰りは少しケチって自由席。当然座れる座席などあるはずもなく、北上駅から東京駅までの3時間少々、ドアの前で立ったままでした。
停車の度にグイグイ奥に押し込まれ、まさにぎゅうぎゅう詰めといった感じ。昔から乗り物酔いが激しかった私は段々気分が悪くなり、堪えきれず口の中に嘔吐してしまいました。
必死で口を押さえ、もう1ミリも指を動かすことができません。
もう絶体絶命!!しかし、まだ東京までは遥か彼方......どうにかしてトイレに行かねば!と必死でした。