「事あるごとに子供達にあの日の話をしています」
岡山県の読者・Kさん(30代女性)から、Jタウンネット編集部宛にそんなメールが届いた。
「あの日のこと」とは、彼女が高校3年生だった時の出来事だ。
卒業を目前に、車の運転免許取得を目指していたKさんは、授業の後に自動車教習所にも通っていた。
ある夜、教習を終えた彼女が帰りのバスを待っていると、冷たい雨が降ってきた。
バス停には屋根も椅子もなく、バスが来るのも一時間に一本。
次の便が来るまでこのまま雨ざらしか......と思っていたKさんの前に、一台の軽バンが停車した。