「バス停で私の前に停まった軽バン。知らないオジサンが助手席から『乗るんは怖ぇじゃろうけ』と言って...」(岡山県・30代女性)
2021.10.15 06:00
雨の降るバス停で、傘もなく......
高校の卒業前の、雨が降る寒い夜のことです。
当時、私は運転免許を取得する為に、学校が終わった後は教習所へ通っていました。
いつもは教習所の専用バスで通っていましたが、その日は「夜間教習」だったので、終わった頃には帰りの専用バスの運行もすでに終了。しかたなく公共のバスで帰ることにしました。
ただ、私が乗るバスは1時間に1本しか来ません。
おまけに、バス停で待っていると雨がポツポツと降り出しました。
そのバス停には屋根や椅子はなく、傘も持っていなかったので、私は雨の降るなか立って待っているしかありませんでした。
すると、そんな私の前に1台のシルバーの軽バンが停車し、助手席の窓が開いて中にいた人が声をかけてきたんです。