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デスクワークのストレスは、農作業で発散! 岡山・矢掛町に誕生する「半農半IT」サテライトオフィスの魅力とは

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.10.20 00:00
提供元:矢掛町

古き良きものと新しいものの融合を目指す町

もちろん、仕事をして、畑に行って......というだけが、矢掛町での暮らしではない。

せっかくサテライトオフィスで地方に来たのなら、その場所を楽しみ、地元の人々と出会わなければもったいない。

そこで、矢掛町とはどんな所なのか。その文化や魅力について、「矢掛町地域おこし協力隊」の橋本慶子さんに聞いた。

矢掛町地域おこし協力隊の橋本慶子さん
矢掛町地域おこし協力隊の橋本慶子さん

橋本さんは大学卒業後の06年に新卒でANAにCAとして入社し、国内・国際線の両方に乗務したのち、21年4月に矢掛町地域おこし協力隊に就任。矢掛町に移住したばかりだ。

ふだんは協力隊として、町の魅力の発信やPRといった観光推進活動をしている。

「私は上京する前は広島県内の、岡山県との境目の地域に住んでいました。
学生時代などは広島市内よりも岡山県に遊びに行くことの方が多く、もともと矢掛周辺の地域には思い入れがありました」(橋本さん)

そんな中ANA総合研究所(東京都港区)という地方創生に力を入れているANAのグループ企業があり、コロナ以前から地域おこしの一環としてCAを全国各地に派遣するという事業を行っていることを知った。「2~3年まえから興味を持ってやってみたいと思っていた」とのことだ。

「そして今年、社内で矢掛町への派遣の公募を見て、応募しました」(橋本さん)
CAから地域おこし協力隊に転身
CAから地域おこし協力隊に転身

では、そんな橋本さんが考える、矢掛町の魅力とはどんなものなのだろう。改めて記者が聞くと、

「やっぱり自然がいっぱいなので、空気が綺麗で喧騒が無いところは、実際にこの町に住んでみて実感しました。
また、古い町並みがほぼそのまま残っており、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気があるのも魅力の一つだと思います。道一つとっても趣があって、町の事を知れば知るほど勉強になります」

と語る。特に、町のあちこちに点在する人一人がやっと通れるほどの細い路地が、「矢掛町らしいし、猫になった気分で歩けるのでとても気に入っています」。

まるで迷路のような細道が点々としている
まるで迷路のような細道が点々としている

また、地元の人たちも魅力的だという。

「町の外からやってくる人も快く受け入れてくれる気風があるんです。実際に私が矢掛町に移り住んだ当初も、皆さんよく声をかけてくれて、まったく分からなかった畑仕事のこととか、地元の美味しい果物のこと、町の歴史のことなど、色々と教えてくれました」(橋本さん)

矢掛町には、古き良きものと新しいものの融合を目指している人が多く、新しくやってきた人のことも、歓迎してくれる雰囲気があるという。

街づくりや地域おこしに積極的な人も多い。矢掛町には、古き良き町並みがそのまま残っているのだが、同時に古民家のリノベーションや新たな特産品の発明といった観光振興もなされている。これは、そうした地元民の努力によるところが大きいそうだ。

「矢掛ビジターセンター問屋」。こちらも古民家をリノベーションしたものだ
「矢掛ビジターセンター問屋」。こちらも古民家をリノベーションしたものだ

里山田サテライトオフィスの開設が、矢掛町にどんな効果をもたらすことを期待しているのか。記者の質問に、橋本さんはこう話した。

「町の外から来る人にとっては、自然と歴史的な街並みに囲まれた環境で仕事をすることで、都会では得られなかった気づきを得られ、心身ともに健康的な生活が送れる。町の人にとっても、新たな業種の人が地域と交流していくことで発見や刺激を得られ、町の活性化に繋がる。
里山田サテライトオフィスの開設によって、双方にそんなメリットがあればいいなと考えています」
歴史かおる文化の町
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