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地元企業の社長が手取り足取り全力サポート 「住みたい田舎NO.1」愛媛・西条市の心強すぎる「移住の味方」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.09.15 15:00
提供元:西条市

「農業って遠い存在だと思っていましたが...」

19年6月に西条市に移住した井藤眞紀子さん(56)は、数年後には夫とともに、「丹原もぎたて倶楽部」の一員となる観光農園を開く。

大阪から移住した、井藤眞紀子さん
大阪から移住した、井藤眞紀子さん

農業は未経験。大阪出身で、移住前はアパレル関係のデザイナーとして働いていた。

「夫も私も働きながら、子育てにも全力投球でした。するとある日突然涙が止まらなくなって......。
その時に死ぬまでにやりたいことを言い合ったら、夫が『農業をしたい』と切り出したんです」

井藤さんは移住のきっかけを、こう振り返る。

移住をしたいと考えた井藤夫妻は、西日本の自治体が集まる大阪の移住フェアに通うことになるが、どの自治体からも「農業で食べていくことは難しい」と一蹴されてしまった。

そんななか、井藤さんに手を差し伸べてくれたのが、西条市だった。PENTA FARM社長の山内さんを紹介してくれたのだ。

「2017年頃に、山内社長に出会って『農業でも食べていけるよ』と声をかけてもらいました。その時は、夫と2人で泣きそうになりましたね......」

その後、井藤さんは、住んでいた大阪の家を売りに出し西条市へ。

農業を始めようとする人が、最初に直面するのが「農地をどうするか?」という問題だ。耕作放棄地のような土地は多いが、どうすれば農地を貸してもらえるのか、あるいは売ってもらえるのか。そもそも、まず誰に相談すればいいのか、わからない。井藤さんの場合、まず、最初の壁を突破するため山内社長が動いてくれた。

山内さんの紹介で畑6反(約6000平米)を借りることができ、現在はぶどうやレモン、そして今注目のアボカドなどを植えている。

育て方やハウスの建て方などは地元の農家から学び、今も畑の整地などをしているという。

井藤さんが借りている畑と機材が収納されている小屋。
井藤さんが借りている畑と機材が収納されている小屋。

そんな井藤さんは、現在畑の管理の他に......、なんと「PENTA FACTORY(ペンタファクトリー)」というバウムクーヘン専門店でアルバイトをしながら生計を立てている。同店はその名の通り、PENTA FARMが運営する店舗だ。

右の建物が「PENTA FACTORY」(21年5月オープン)。PENTA FARMの事務所は、その裏にある
右の建物が「PENTA FACTORY」(21年5月オープン)。PENTA FARMの事務所は、その裏にある

他のバウムクーヘン屋でのバイト経験を持つ井藤さんは、商品開発のアドバイスなどをして、PENTA FARMに恩返し。

左はプレーンバウム。右は西条市の苺を使ったイチゴバウム(画像はPENTA FACTORYの公式インスタグラムから)
左はプレーンバウム。右は西条市の苺を使ったイチゴバウム(画像はPENTA FACTORYの公式インスタグラムから)

バウムクーヘンの生地は西条産の米を使用し、生米粉を自社で製粉。100%グルテンフリーがこだわりだ。また、フルーツ味のバウムクーヘンに使用するレモンは自社栽培だし、イチゴも100%西条産の果汁を使用している。農業法人だからこそできる商品だ。

レモンバウムを持つ井藤さん。フレッシュな味わいが地元の人に大人気だという
レモンバウムを持つ井藤さん。フレッシュな味わいが地元の人に大人気だという

移住してきて、かつて大阪で仕事に追われていた日々から、見える景色は一変した、と井藤さん。

それもこれも、西条市スタッフや山内さんの存在があってのことだという。

「農業には、苦労もあるけど、いろんな観光農園の方から情報を貰ったりできて、楽しいですね。
移住してほんとによかったです。西条市に山内さんを紹介していただき、感謝しています。
また、いろんな人との出会いや、応援によって、希望が出てきた。農業って遠い存在だと思っていましたが、今では身近に感じられています」

もし移住したいと思ったら、みなさんは何を基準に場所を決めるだろう。

筆者なら、親身になって相談に乗ってくれる人が、すぐそばいる場所を選びたい。

今回、山内さんと井藤さんの話を聞いて、「西条市なら心配はなさそうだ」と強く感じた。

<企画編集・Jタウンネット>

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