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日本一「胃に向き合ってる」県民は? 明治「胃人度調査」で判明

福田 週人

福田 週人

2021.07.30 17:00
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胃の健康にもよい「減塩」

──長野県では、かつて減塩運動を展開したり、現在でも「一食の塩分は3グラム」を目指す「信州ACEプロジェクト」など、健康増進に関する様々な取り組みを行っています。また、厚生労働省が17年12月に発表した「平成28年国民健康・栄養調査報告」では、長野県は野菜摂取量の平均値が男女共に最も高い、という結果が出ています。「減塩運動に取り組んでいる」、「野菜の摂取量が多い」ことは、「胃の健康」につながるのでしょうか?

「長野県はお味噌が美味しい地域ですが、お味噌というのは塩分を多く含んでいるので、食べ過ぎると当然多くの塩分を摂取することになります。このように、あまり塩分を摂りすぎてしまうと、血圧が高くなってしまうのはもちろん、胃の粘膜を痛めて胃もたれや胸やけの原因になってしまうこともあります。そういう意味では、減塩というのは胃の健康にも良いことだと思います。
また、野菜の摂取量が多いというのも胃の健康には良いと思います。ただ注意しなくてはいけないは、夜遅い時間に消化の悪い野菜、例えばゴボウやレンコンといった根菜類などを食べ過ぎてしまうと、これも胃もたれの原因になってしまうこともあります。早い時間に夕食をとる、消化しやすいように細かく刻む、あるいはよく噛んで食べる、といったことが大切ですね」

──明治の調査において、長野県では「ポジティブ」「気分転換が上手」な人が多いという結果になりました。「ポジティブ」や「気分転換が上手」といった要素は、「胃の健康」とどのような関係があるのでしょうか?

「ご自身はポジティブであると感じますか?」
「ご自身はポジティブであると感じますか?」
「一番は、『ストレスが発散される』ということだと思います。ストレスが溜まってしまうと胃酸の量が増えてしまい、胃もたれや胸やけの原因になります。
長野県に限った話ではありませんが、都会と違ってすぐ近くに森林や山などの自然がある地方在住の人は、散歩やちょっとした山登りといった気分転換や気晴らしもしやすいでしょう。
こうしたことから、胃に過度のストレスが溜まる人が少ないのだと思います」
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