持ってるだけで楽しくなる「クソデカ受領印」が話題 制作者「脱はんこの流れを受けて...」
2021.04.09 18:00
「脱はんこ」の流れを受けて制作
よぱん男爵さんは、クソデカ判子制作の経緯を、
「昨今の『脱はんこ』の流れもあり、印鑑が私たちの身の回りで使われる機会は今後さらに減るものだろうと考えています。
昭和時代の建築物のミニチュアが流行ったりとかありますよね。あんな感じで実用品としてのシェアが失われていく中、クソデカにして茶化したジョークグッズを作れば何か再発見もあり面白いかなと思い立ち、仕事明けで丁度時間もあり、勢いで試作してみることにしました」
と語った。
制作時間は、2時間ほど。仕事と趣味の兼用で仲間とやっている小さな工房の設備を使用したという。印鑑の材料は、仕事で余った熱可塑性プラスチックのポリアセタール樹脂。
15分ほどで製図等を終え、その後機械を使って「受領」の文字を削りだした。
「まず今回の制作ではクソデカ印鑑を実際に制作してみて、押印してみてどんな感じがするか?楽しいか?など検証することを主眼としてスピード感重視のプロトタイピングを行いました。
結果、十分にジョークグッズとして楽しめることが分かりました」
と、よぱん男爵さん。今回の制作を踏まえて
「今後、友人の名前を彫って本人に送りつけて遊んだり、せっかく面積が広いので図画を加えて表現の幅を広げたりしてクソデカ印鑑の可能性を追求しつつ楽しみたいと思っています。
もちろん左右反転は忘れずに、ですね(笑)」
としていた。自分の名前の入った「クソデカ印鑑」が送られてきたら、使いどころがなくても嬉しいだろうな......。
はんこ作りが趣味、または興味のある方はぜひ、真似して作ってみてはいかがだろうか。楽しい気持ちになれること、間違いなしだ。