節分に「ハロウィン」そっくりな行事をする地域があった

[ドデスカ！-名古屋テレビ]2020年2月5日放送の「あらゆるサーチ」のコーナーでは、岐阜県下呂市で行われる節分の行事を取り上げていました。

まるでハロウィンのように、大量のお菓子を子供たちがゲットできる行事だというのですが...。いったい、何をするのでしょうか。

100年も続く伝統行事

岐阜県下呂市竹原地区では、他所の地域にはない珍しい節分の風習「鬼めくり」があります。

家の出入口に鬼の絵を描いた札を貼り、その札を子供たちに取ってもらい、鬼を祓うというものです。竹原地区で100年以上続く節分の伝統行事です。札を取ってもらった家には福が来ると言われています。

札を取ってもらったお礼として、どの家も出入口にお菓子をぶら下げておくため、子供たちにとっては「お菓子をたくさん取った人が勝ち」の激しい争奪戦になり、仲間内で張り合っているのだそうです。

子供たちは「お菓子を買うにはお金がいるので、お菓子を貼ってくれてありがたいなと思っています」などと話していて、鬼めくりで獲得した手提げ袋いっぱいのおやつを抱え、半袖姿で元気に走り回っていました。

（ライター：ケイ）