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「リンパ御守」に「シナプス御守」も... 岡山・熊野神社の健康お守りが細分化されすぎ

松葉 純一

松葉 純一

2020.01.12 06:00
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「脳神経回路の活性化が感じられるといいな?」

これが話題の「シナプス御守」。やんさん(@ihoriyan)のツイートより
これが話題の「シナプス御守」。やんさん(@ihoriyan)のツイートより

話題の神社は、投稿者やんさんの地元、倉敷市の「日本第一熊野神社」だ。

「熊野神社は私の生まれ育った土地の神社で、帰省のたびに訪れています。子供の頃は遊び場でもあった場所でした」

ここに、「からだ守り」というのがあって、51種類のお守りがある。その最新バージョンが「シナプス御守」だ。

「この度、シナプスの御守を購入致しました(笑)。 脳神経回路の活性化が感じられるといいなと願っています(笑)」

詳しくは、宮司さんの話を聞いてみてはどうか、という薦めもあり、日本第一熊野神社に取材した。答えてくれたのは、佐藤みつゆき宮司だ。

日本第一熊野神社(Reggaemanさん撮影、Wikimedia Commonsより)
日本第一熊野神社(Reggaemanさん撮影、Wikimedia Commonsより)

「当神社は、熊野12社権現として、西暦701年創立の伝承があります。修験道が主導であつたため、病気の祈祷は昔から伝統でした。特に明治時代に入り修験道が淘汰されたため、当熊野神社が熊野12社権現さんとして、病気の祈願が集中しました。故に体が元気になること願うシンボルとしてお守りがあります」

「からだ守り」のルーツは、修験道ということだ。病気の祈祷は古来からの伝統だという。

「中国の五行の思想に『人間の精神と肉体は五臓五腑が支配していて、臓腑が健全であれば健康で長寿である』の考えが元。その思想に基づき、最初は5種類から始まりました」と佐藤宮司は語る。

現役看護士さんのアイデアで飛躍的に増えた「からだ守り」
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