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危険じゃないの? 幼稚園バスにシートベルトがない理由とは

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2019.09.29 21:00
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保護者からは不安の声も

国土交通省によりますと、園児が自分でシートベルトの着脱をすることが難しいため、緊急時に逃げられないことや、園児の体格が年齢によって様々で、一定のサイズのベルトの設定が難しいことが理由だといいます。

ところが、じっと座っている年齢ではないから心配、事故があった時に大丈夫なのか――そんな不安の声もあるようです。

広島県内でも、通園バスがからむ事故があり、園児が軽傷を負うという事故がありました。しかし、国土交通省の調査では、通園バスの事故発生率は通常のバスの半分程度。死者はなく、ほとんどが軽傷だったということです。

番組が取材をした安芸幼稚園では、1番前の座席は他の座席より間隔が広くなっているということから、最前列のシートにだけ簡易的なシートベルトを設置しています。

安芸幼稚園の副園長は、

「シートベルトがないことのデメリットも理解していますので、最前列に限って簡易的なシートベルトをあとづけしました。子どもに車の動きがあまり伝わらないようにゆったり走っていますので、周りのドライバーさんにもご理解いただければと思っています」

と話していました。

通園バスの安全のためにも、ドライバーもマナーを守り、安全運転を心がけることが大切ですね。

(ライター:tama35)

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