大阪府警が誇る「見当たり捜査」...雑踏から手配犯見つける技術とは
2017.03.25 07:23
大阪府警のスペシャリスト「見当たり捜査の神」
森本警部はこれまでに見当たり捜査で300人以上を逮捕という実績を誇ります。そんな森本警部も今月末で定年退職を迎えますが、定年直前の今も20年以上の見当たり捜査で培った伝統の技術を引き継ごうと後輩の指導に当たっています。
「見当たり捜査」は毎日被疑者の写真を見て覚えます。ただ写真の顔を覚えるだけではなく、写真に話しかけることで生きた人物と話しているような感覚になり、頭の中に自然に入ってくるとのこと。手配犯が「年を重ねたり」「顔つきが変わったり」「整形」をしていても"目元は変わらない"とのことで、20年以上前の写真からでも逮捕が可能だということです。
森本警部の卓越した技術と捜査への情熱は次の世代へ引き継がれていきます。
スタジオでは森本警部の定年退職について「こんな素晴らしい人がもったいない」との声が上がっていました。(ライター:けあるひの)