鹿児島銘菓「かるかん」、原料不足でピンチ? 地元企業に問い合わせてみると...
「久し振りに食べてみたいが....さて?」
ツイッターには、冒頭の報道を知って驚いた人々から、さまざまな投稿が相次いだ。
かるかん好きなんだよな~??
— ひまわり?登山&音楽&? (@planetarium_jp) 2016年11月30日
自然薯入ってるの知らなかった!
がんばって(≧▽≦)
「かるかん」製造ピンチ...原料の自然薯不作で(読売新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/Y0OLnd0tez #Yahooニュース
かるかんは私にとって1番好きな和菓子なので、是非続けて欲しい
— Hideaki Shimomura (@itapase) 2016年11月30日
「かるかん」製造ピンチ...原料の自然薯不作で(読売新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/2RYOefHeIm #Yahooニュース
あれまあ。祖父母が健在の頃、かるかんやボンタンアメをもういいや、というほど食べたな。久し振りに食べてみたいが....さて?
— Taka 6350F (@taka6350) 2016年11月30日
「かるかん」製造ピンチ...原料の自然薯不作で : 読売新聞
https://t.co/UrIeNdhZMH
自然薯不作でかるかん製造ピンチとか大事件じゃないか。
— あさ(as あちゃぴん) (@achaping) 2016年11月30日
「かるかん好きなんだよな~??(中略)がんばって」「かるかんは私にとって1番好きな和菓子なので、是非続けて欲しい」「久し振りに食べてみたいが....さて?」「大事件じゃないか」などといった感想だ。
まるで今にも、かるかんが食べられなくなるのでは......と心配する人もいるではないか。いったいどうなっているのか、Jタウンネット編集部は鹿児島に電話して、話を聞いてみることにした。
電話で答えてくれたのは、鹿児島県霧島市に本社を置く「徳重製菓とらや」の岩本総務部長だ。「昨年夏の長雨や大きな台風の影響で、自然薯の生育が良くなかったことは事実です。天然の自然薯は、天候に大きく左右されますから......。一時は原材料の確保にかなり苦労しました」と岩本部長。「今年の7・8月までがピークで、相当に厳しい状況でした」。
「しかし10月に新しい自然薯が入荷するようになって、すっかり状況は改善されました。今年は天候も良く、原材料の確保は順調で、もう大丈夫ですよ」と岩本部長は語る。「年末年始の繁忙期にもご迷惑をおかけすることはございません」とのこと。
少なくとも徳重製菓とらやについては、心配なさそう。かるかん好きの人や、帰省を楽しみにしている人には、なんとも頼もしいコメントだ。
Jタウンネット編集部は、念のためもう一社に電話で聞いてみた。こちらは匿名を条件に答えてくれた。鹿児島市に本社を置く老舗の製菓会社である。
「原材料である野生の自然薯の確保は、なんとかメドが立っていましたので、この夏場もとくに問題ありませんでした。今後も、もちろん大丈夫です」という返事だった。
どうやら、かるかんがすべて「消える」「食べられない」というわけでなさそうだ。空港、土産店、通販で、かるかんはこれまで同様に購入できる。心おきなく味わえるのだ。