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「スルッとKANSAI」ついに17年3月末の販売終了が確定...関西人の複雑な思いは?

松葉 純一

松葉 純一

2016.07.05 17:00
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「スルっとKANSAIは使ってへんしなあ」

「スルッとKANSAI」ウェブサイトより
「スルッとKANSAI」ウェブサイトより

ショックを受けた人々からの反響は大きかった。

「あれなくなったらどうやって電車乗ったらいいのかわからないよ...」というコメントだ。

一方、こんな人も多かった。

「最近はICOCAばっかり使ってるから、スルKANは中々使う機会が無いな...」「これは本格的にICOCA導入せんとあかんか...」「もうICOCAオンリーでスルっとKANSAIは使ってへんしなあと」といった声だ。

「ICOCA(イコカ)」や「PiTaPa(ピタパ)」など、ICカード型乗車券への移行が進み、プリペイドカードの需要が減ったことが背景にある。

「スルッとKANSAI」の販売は、05年度の年間約4500万枚から15年度は約1100万枚に激減している。一方「ICOCA」は今年4月で約1200万枚を超え、「PiTaPa」の利用者も5月で約290万人に増えているという。

ところが、である。一部の鉄道では、期限後も使えるという投稿もあった。

阪急電鉄・阪神電気鉄道・能勢電鉄・北大阪急行電鉄の4社では、18年2月1日以降も共通利用が可能である。

上記鉄道利用者にとっては喜ぶべきことなのだろう。関西の鉄道事情はなかなか複雑なようだ。

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