「スルッとKANSAI」ついに17年3月末の販売終了が確定...関西人の複雑な思いは?
関西の私鉄やバス、地下鉄事業者でつくる「スルッとKANSAI協議会」は、2016年7月1日、共通プリペイドカード「スルッとKANSAI」の発売を17年3月末で終了すると発表した。また18年1月末で、使用もできなくなる。
ツイッターには、このニュースを知った人々からの驚きの声が寄せられている。
スルっとKANSAIなくなるの!?
— 区急泉ケ丘 (@kanyao1230) 2016年7月1日
あああああああああああ!
— ゆーくん@鳥大生 (@nusa_univ) 2016年7月1日
スルっとKANSAI消滅かあああああああ!
便利だったのに...
スルっとKANSAIなくなるのかー......そうか......
— 白國つばめ@航空水雷厨・鳳翔提督 (@c62_tsubame) 2016年7月1日
時代の流れだなぁ......
「便利だったのに...」「時代の流れだなぁ......」という感想だ。
「スルっとKANSAIは使ってへんしなあ」
ショックを受けた人々からの反響は大きかった。
スルっとKANSAIがついに廃止か。(近鉄) https://t.co/u9KVslzkjp
— 乗男(B面)@七夕飾りの願いは煩悩一色 (@arakawa_kohsen2) 2016年7月1日
スルッとKANSAI終了のニュースに驚愕。あれなくなったらどうやって電車乗ったらいいのかわからないよ...(けっこう本気
— VMX (@v_mx) 2016年7月2日
「あれなくなったらどうやって電車乗ったらいいのかわからないよ...」というコメントだ。
一方、こんな人も多かった。
スルっとKANSAIの使用済みカード結構ため込んでた。
— 桜えび (@skreb_ttot2125) 2016年7月1日
最近はICOCAばっかり使ってるから、スルKANは中々使う機会が無いな...。 pic.twitter.com/nZEdSkFOyt
スルっとKANSAI終了か...
— だーはら (@abracada_hara) 2016年7月1日
これは本格的にICOCA導入せんとあかんか...
て言うてもウチももうICOCAオンリーでスルっとKANSAIは使ってへんしなあと。
— 西縁ゆかり@豆腐屋 (@radiosonde1gou) 2016年7月1日
「最近はICOCAばっかり使ってるから、スルKANは中々使う機会が無いな...」「これは本格的にICOCA導入せんとあかんか...」「もうICOCAオンリーでスルっとKANSAIは使ってへんしなあと」といった声だ。
「ICOCA(イコカ)」や「PiTaPa(ピタパ)」など、ICカード型乗車券への移行が進み、プリペイドカードの需要が減ったことが背景にある。
「スルッとKANSAI」の販売は、05年度の年間約4500万枚から15年度は約1100万枚に激減している。一方「ICOCA」は今年4月で約1200万枚を超え、「PiTaPa」の利用者も5月で約290万人に増えているという。
ところが、である。一部の鉄道では、期限後も使えるという投稿もあった。
阪急梅田駅にて。スルっとKANSAIカードもこうなりましたか・・・だが、阪急阪神で使えるのであれば回数券乗り越しに使えるから便利なのと同沿線の方に関しては今と大差ないかと・・・?? pic.twitter.com/vY5hFfzSv0
— まっちゃん@伊288 (@shinji223) 2016年7月1日
こういうことができるってことは、磁気カードには「スルっとKANSAI」という識別情報じゃなくて、各社の識別情報が入ってて改札で相互利用処理してるんだな... pic.twitter.com/FBGp2eMQ1d
— 相沢陽菜 (@fetus_hina) 2016年7月1日
阪急電鉄・阪神電気鉄道・能勢電鉄・北大阪急行電鉄の4社では、18年2月1日以降も共通利用が可能である。
上記鉄道利用者にとっては喜ぶべきことなのだろう。関西の鉄道事情はなかなか複雑なようだ。