「五平餅ってどんな形?」→愛知「ぞうりみたいな...」岐阜「団子じゃないの?」長野「おにぎり型でしょ?」
2014.12.31 07:04
なぜ他の形は生まれたのか?
長野県飯田市で団子型を初めて作ったという、砂払温泉へ。
砂払温泉は江戸中期に五平餅屋を創業、その際に竹を輪切りにした型にごはんを押し込むことで、同じ形のものをたくさん作るのに便利だったために、この形を考案したそうです。
作りやすさから考えられたこの形は、砂払から街道を通って伝わり岐阜のほうへ広がったと言われています。
最後に奈良井宿の「おにぎり型」については、長野県の郷土料理である「おやき」と同じ焼き方で、ほうろく鍋を使って焼かれていたため串が必要なかったのでは?ということでした。
こんなにいろいろな形の五平餅があったとは驚きでした。旅先で五平餅を注文してみると、食べたことのない形の五平餅が出てくるかもしれません。(ライター:神谷祐美)