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川崎市長宛に届く、市民からの「御礼の手紙」がほっこりする

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.08.08 19:33
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全体の1%を占める「礼状」

メールまたはFAXでも送ることができるが、受理件数は年々減少している。2008年度は1407件の受付があったのに対し、2013年度は1169件数にとどまった。 内容別では「要望」がトップで54.6%。以下、「苦情」が24.3%、「提案」が7.7%と続く。「礼状」は18件と1.1%を占めるにすぎないが、その内容は読み手の心をほっこりさせるものばかりだ。

その一部が公開されているので、ここに紹介しよう。

  • 父がすい臓がんと告知され、闘病生活が始まった。包括センターや病院では本当に世話になり感謝している。
  • 突然意識を失い倒れてしまったが、偶然通りかかった川崎病院の医師他数名の方が蘇生術を施してくれて、救急隊が到着したときには意識が戻っていた。家族共々本当に感謝している。
  • 市バスを利用した時の運転手さんが、とても親切で乗る時も降りる時も声をかけてくれた。他のお客さんにもとても親切で運転も優しい運転で、心地よく乗ることができた。
  • 区役所で、戸籍係の方がとてもわかりやすく親身に対応してくれとても良かった。
  • 母が強制勧誘に遭い困って消費者行政センターに連絡した処、母と私の話の聞き取り、相手方新聞販売店との交渉等、わずか2時間半で全てが終了した。母も大変感謝している。

最後のお礼のように、そもそもどんなトラブルがあったのだろう――と気になってしまうものもあったりするが、いずれも市民に親身になって働く職員たちの姿をほうふつとさせる。

手紙には原則としてすべてに回答があり、案件によっては市長の指示がある。
寄せられる手紙の中には対応が困難なものも少なくないだろうが、1通1通に向き合う姿勢は評価したい。

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