週プレの「今、広島が凄い!」特集が本当なのか、広島県民に読ませてみた
2014.06.13 06:20
「広島県民なら全員歌うことができる」「歌えないよ!」
他県民の目から見て一番面白かったのは、「広島をめぐる"伝説"の真相」のコーナーだ。「広島県民は、ほぼ全員マツダに乗っている」「『じゃけんのう』ってみんな言っている」といった広島人に対するイメージと、その実像を比較したものだ(一部がウェブ版でも公開されている)。
「ああ、あるある......」と言っていた男性の眉が、にわかに曇った。平和祈念式典で歌われる合唱曲「HEIWAの鐘」を、「広島県民なら全員歌うことができる」という一文が目に留まったからだ。
「これはそもそも最近の歌だから、若い子だけじゃないかな。平和学習で歌う曲は、ある程度地域でばらつきがあるはず。90年代、うちの地元では『折り鶴』だった。これは今でも、お風呂入ってるときとかに口ずさんだりするね。あと、『原爆を許すまじ』ってのもあった。これは暗いから苦手」