東名阪のICに鷺が7500羽も住みついちゃった! 地元で続く共存への取り組み
2014.06.07 06:26
ドライバー懸念 鷺と車の事故は?
中日本高速道路(株)桑名保全サービスセンターの堀内信さんにお話しを伺うと「鷺の生息地が非常に少なくなってきているので、高速道路事業を行う者としては環境保全は非常に重要な位置づけだと思っています」とのことで、対策を施したそうです。
その対策とは、高速道路と鷺も住む木の間に2.5mのフェンスを立て、さらにその上にワイヤを張って車とぶつからないようにしたことと、インターの入り口にはドライバーの注意を促すために「鳥注意」の看板を設けました。
こうした対策を始めたことにより、高速道路上での死骸回収数は対策前の2009年に比べ、およそ半数に減少したそうです。
鷺の個体数も年々増加傾向にあります。