茨城県民にとって「納豆」もはや家族も同然!?
2014.02.14 18:30
水戸納豆の歴史は常磐線開通とともに
病的...いやいや情熱的というべき茨城人の納豆愛だが、地域ブランドとしての歴史は意外と新しい。創業125年の「水戸天狗納豆 笹沼五郎商店」(水戸市)の5代目社長は、常磐線開通を機にブレイクしたと話す。
「茨城県で納豆が好かれるようになったのは、1889年(明治22年)、当社が商売として(水戸で)はじめて納豆を売り始めたことがきっかけと聞いております。当時、全国的に納豆は大粒の大豆が主流だったんですが、茨城水戸は小粒の納豆が主流。同年、水戸駅開通の都市に水戸の土産品として納豆を売り始めたら、他県では今までに見たことのない小粒だと口コミで広がっていったそうです」